乗船寺のインドボダイジュ

お釈迦さまはインド・ブダガヤの菩提樹の下でお悟りを開かれました。その場所に金剛法座が造られており、そのすぐ横にインドボダイジュの巨木があります。それから分けたものがこの樹です。インドから大阪府立植物園に導入されて、同植物園におられた玉利氏から昭和38年に川上農園の川上茂氏に譲渡され、昭和43年に乗船寺に寄贈され、昭和51年に乗船寺の現在の場所に移植されました。インドボダイジュは熱帯性の植物ですが、比較的寒さに強く、国内では公園などに植栽されています。葉の先端が細長く尖っているのが特徴で、生育が早く大木になります。幹回りが5mを超えるこの樹は国内最大級の大きさです。
科名:クワ科  和名:印度菩提樹(天竺菩提樹) 樹齢:約50年 幹回り:5.1m(平成26年7月現在)

南薩巨樹・古木調査 ワンポイント樹種説明 その2

 ケヤキ
ニレ科の落葉高木。本州、四国、九州などに分布する。樹高は30m以上になる。公園や街路樹、記念樹として植栽される。日本の落葉樹では最も姿の美しい木のひとつである。開花は晩春で、果実は秋に熟する。葉は紅葉して散る。

スダジイ
ブナ科の常緑高木。東北中部以南、四国、九州、沖縄に分布する。樹高は30mになる。公園や社寺に植栽される。春から生じた1年枝の伸びが止まった初夏に開花する。種子は食べられる。優れた木炭が作れる。よく似た木にツブラジイがある。

スギ
スギ科の常緑高木。(針葉)本州、四国、九州に分布する。樹高は30mに達する。巨大なものもある。雌雄異株。早春に開花して、多量の花粉を飛ばす。ヒノキと並んで日本の代表的な材木で、各地で植林される。材は建築材、板など木工品になる。

センダン
センダン科の落葉高木。四国、九州、沖縄、小笠原などに分布する。樹高は20m位で、幹をまっすぐに立て大きく枝を広げる。公園や街路樹として植栽される。開花期は初夏で、核果が熟して色づくのは秋である。

タブノキ
クスノキ科の常緑高木。本州、四国、九州沖縄に分布する。樹高は20mから30mに達する。公園や社寺に植栽される。春の盛りに開花し、液果は真夏に黒紫色になって熟す。潮風にも強いので、防風林としても植栽される。樹皮は染料に用いられ、葉は草木染めが出来る。

タイサンボク
モクレン科の常緑高木。原産地は北米中南部。本州、四国、九州に分布する。樹高は20m以上になる。開花は初夏。花は枝先に単生、径は15cmから20cm程。花被片は9枚。公園などに植栽される。

ツブラジイ
ブナ科の常緑高木。似た木にスダジイがある。扱いはスダジイと一緒。ツブラジイの堅果は長さ10cm程である。乾燥しなければよく発芽する。

ホルトノキ
ホルトノキ科の常緑高木。関東南部以西、四国、九州、沖縄に分布する。樹高は20m以上になる。公園や庭木の主木になる。葉は互生する。縁に鈍鋸歯がある。葉は草木染めにも用いられる。果実は核果で長さ2cm程度の長楕円形、黒紫色に熟する。古い葉は赤色になって落ちる。

ムクロジ
ムクロジ科の落葉高木。140属2000種におよぶ。葉は互生し羽状複葉のものが覆い。亜熱帯、熱帯に分布する。果皮には多量のサポニンが含まれ、水を泡立てる働きが強いので、洗濯などに利用されていました。

リュウガン
ムクロジ科ムクロジ属の常緑小高木。東南アジアから中国南部が原産。2cm程の実をブドウの房のように多く実らせる。中国南部では街路樹として植栽されている。同じムクロジ科のライチー
に似ているが、実は小さい。

南薩巨樹・古木調査 ワンポイント 樹種説明

 アコウ
クワ科の半常緑高木。本州(紀伊半島)以南、九州、南西諸島などの温暖な地方に自生する。樹高は10mから20mに達する。枝や幹から気根をたらし、岩などに張り付く。
アコウの種子は鳥などによって運ばれ、別の木の上に運ばれ、そこから気根で親木を覆いつくし、ときには枯らすこともある。別名「絞め殺しの木」とも言われる。これは熱帯雨林ですばやく光を確保するための特性である。

イヌマキ
マキ科の常緑高木(針葉)関東南部以西、四国、九州、沖縄などに分布する。樹高は20mにも達する。雌雄異株。整形して庭の主木にする。変種のラカンマキは節間がつまり、生垣などに利用される。

イチョウ
イチョウ科の常緑高木。温暖地を好むが、北の地方でも植栽は可能。10mから20mに達する。雌雄異株。大きすぎるので、社寺や公園などに植栽される。ギンナンは食用にされ、財は将棋盤や碁盤などに、まな板の材料としても利用される。秋には美しい黄葉になる。

インドゴムノキ
クワ科イチジク属の常緑高木。北西インドからインドシナに分布する。樹高は30mから40mに達するものもある。気根や支柱根を地面に伸ばし太い枝を支える。主に観葉植物として利用される。

エノキ
ニレ科の落葉高木。本州、四国、九州などに分布する。樹高は20mに達するものもある。一里塚や社寺に植えられていたが、現在はほとんど植栽されない。実は鳥が好んで食べるので、自然実生ができる。

クスノキ
クスノキ科の常緑高木。関東以西、四国、九州などに分布する。樹高は10mから20mだが、大きいものは50mに達する。社寺や公園などに植栽される。樟脳を採る木として重要であったが、現在は行われていない。

クロガネモチ
モチノキ科の常緑高木。関東以西、四国、九州、沖縄などに分布する。樹高は5mから10mで大きいものは20mに達する。秋が深まって、果実は真っ赤に色ずく。庭の主木や盆栽にされる。病虫害に強い。

クロマツ
マツ科の常緑高木(針葉)北海道南部から本州、四国、九州などに分布する。樹高は40mに達する。公園や海岸の防風林にされる。樹皮はクロマツの名の由来である黒褐色。若苗は若松として、正月の生け花や門松に使われる。


巨樹と巨木の違い

 厳密な区別はありませんが、巨木は幹廻り3メートル以上のもの、巨樹は幹廻り10メートル以上のものをいうようです。
                                     林野庁 森林管理局

南さつま市の市木 イヌマキ


常緑樹で、大きいものは20メートルにも達します。南さつま市では垣根、庭園樹として広く植えられ、建築材としても利用されています。南さつま市の市木に選定されています。 

南さつま市 巨木位置図



                        1吹上浜海浜公園のアコウ2日枝神社のイチョウ3川村邸のイヌマキ4-1竹田神社のイヌマキ群4-2竹田神社のクスノキ4-3竹田神社のイヌマキ「竹田神社の御神木」5加世田高等学校のセンダン6坊泊小学校のクロガネモチ7平原地区の2本のアコウ8泊地区のムクロジ9久志湾沿いの2本のアコウ10-1秋目尋常小学校跡地のアコウ10-2秋目尋常小学校跡地のインドゴムノキ10-3秋目簡易小学校跡地(正法寺)のタイサンボク11玉林小学校のアコウ12原田邸の敷地内にあるタブノキ13宇留島坊本家のイヌマキ A 南さつま市役所

南薩巨樹・古木リスト 南さつま市

 
      南薩地域の巨樹・古木リスト
市町村 旧市町村名 通番号 市番号 樹木名 樹高(m) 幹周(m) 推定樹齢(年) 所在地 所有形態 樹木本数
南さつま市 加世田市 11 1 アコウ 10.4 5.6 250 高橋(吹上浜海浜公園) 1
  12 2 イヌマキ 16.0 3.8 400 竹田神社 社寺 1
  13 17 イヌマキ群 23.0 0.5-2.3 300-400 竹田神社 寺社 1
  14 3 クスノキ 20.3 9.3 400 竹田神社 社寺 1
加世田市 15 16 センダン 10.4 4.2 100年以上 加世田高校 1
笠沙町 16 4 アコウ 10.5 9.0 100 片浦(玉林小学校) 1
大浦町 17 5 タブノキ 26.5 6.4 300 個人 1
  18 6 イヌマキ 18.0 3.0 300 久志地 個人 1
坊津町 19 7 アコウ 16.4 9.1 400 秋目 公民館 1
  20 8 アコウ 2本 19.8-22.0 7.0-8.0. 300 久志 個人 2
  21 9 アコウ 2本 16.2-23.8 6.8-7.3 350 平原 個人 2
  22 10 インドゴムノキ 20.0 2.9 100 秋目小学校跡地 1
  23 11 クロガネモチ 10.0 3.4 140 坊(坊泊小学校) 1
  24 12 タイサンボク 13.0 1.7 70 秋目(秋目正法寺) 個人 1
  25 13 ムクロジ 10.0 1.1 80 平原 個人 1
金峰町 26 14 イヌマキ 5.5 2.3 350 花瀬 個人 1
金峰町 27 15 イチョウ 20.5 4.9 350 日枝神社 公民館 1

南さつま市(旧坊津町)泊地区のムクロジ


                         坊津泊地区のムクロジ

平原川上流に一本のムクロジがあるムクロジの果実は羽根つきの球に使われたり、果実は
石鹸代わりに使われていた。周りにはバクチノキ・梛の木・ヤブニッケなどが生い茂っている
 


南さつま市(旧坊津町)秋目簡易小学校跡(正法寺)のタイサンボク



                   秋目簡易小学校跡(正法寺)のタイザンボク

 明治11年現在の正法寺に創設された小学校。その後、正法寺の裏の小高い所に秋目尋常小学校が開校。明治41年6年制となり更に尋常高等小学校と改称された。真っ白な花を咲かせるタイザンボクは、推定樹齢70年。タイザンボクでこれほど大きな木は少ない。


南さつま市(旧坊津町)坊泊小学校のクロガネモチ



                        坊泊小学校のクロガネモチ

 坊津町は薩摩半島西南端に位置。文化の渡来地として数多くの史跡に名残を留めている。この小学校は明治6年創立。仁王石像一対とクロガネモチが往時を偲ばせている。平成22年から「津学園小学校」として新たな歴史が始まる。現在(平成21年11月現在)児童数は68名。


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